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反貧困全国キャラバン2008札幌集会

「北海道の貧困問題」を取り上げたこの集会では、非正規雇用、生活保護、障害者、多重債務、タクシー労働の現場など生活困難を抱えている当事者たちが現状を訴えました。

私とOくんはメーデーで出会った仲間の誘いを受け、非正規労働の現場の現状を話すために参加しました。この大役を私は自分の職場の話なら…と気楽に引き受け、あまり準備もせず仕事帰りに駆けつけたわけですが、会場にあふれんばかりの140人の聴衆を見たときには少々ビビりました。実はOくんもあわてていたようです(笑)

私は郵便配達の仕事をしていますが、職場は私自身を含め半数が非正規社員です。6ヶ月更新の契約であり、春と秋の契約更新やミスを重ねた場合の問責のことがいつも不安だということを訴えました。さらに不安定雇用ゆえに言いたいことも言えなかったり、限られた仕事しかさせてもらえなかったり、ステップアップの機会が得られないなどの正社員との待遇・処遇の違いなど日頃感じていることを話しました。それぞれが話したあと、大学の先生が個々にコメントをつけてくれるという形式で会は進められました。

集会ではさまざまな現状報告を聞きましたが、私にとって一番に印象に残ったのは生活保護を受けている母子家庭のお母さんの話です。母子加算が生活保護費から削られた結果、運動部に所属している息子にお風呂を我慢してもらわなければならない、経済的な努力も限界に来ているとおっしゃっていました。同じく母子家庭で育った私としてはこのお母さんの言葉に身に迫るものを感じました。

豊かといわれる日本において「貧困」という言葉に違和感を覚える人もいるかもしれません。しかし、少なくともこの集会や反貧困キャラバンで私が聞いたのは、様々な形で「貧困」に陥いる人が増えている状況、その一つひとつの深刻な現状の話でした。


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掲載日2009年7月1日
更新日2009年7月1日
閲覧回数2,983 回
編集者HP管理者

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