働く若者のグループJOC(ジョック)とは?

JOCに集まるのは、働いている・働きたいと思っている15〜35歳の若者たち。
生活や仕事の中で、目標を持って歩んでいこうとするとき、仲間が応援してくれる。困難にぶつかったら一緒に悩み、考えてくれる。自分も仲間を応援し、一緒に考える。
そんなつながりがJOCです。

見る・判断・実行

JOCでは「見る・判断・実行」という方法を用いて、若者たちが自分自身の生活や仕事、アクションについて見直していきます。

【見る】

何が起こっているのか、どのような状況に置かれているのか、その原因と結果は?
まずは現状をよく見、よく聞き、よく知ること。

【判断】

見てきたことをどう考えるか。
良いことなのか、悪いことなのか。現状のままでいいのか、変えるべきなのか。私たちはどんな価値観で生きていきたいのか。

【実行】

現状に対してアクションする。
誰と、どうやって、どんな手段で行うのか、計画を立てる。

〈青年の声〉

JOCのアクション

JOCのアクションは、
まず一人ひとりの生活の中にあります。
自分の職場で、家庭で、友達との関係の中で、できることを見つけて挑戦します。

さらに、グループでもアクションします。
行事や学習会などのほか、社会の若者たちの現状も見ながら、アクションを考えます。
こうしたグループアクションは、地域レベル、全国レベル、国際レベルで行います。

さらに、
大衆を巻き込むアクションも目指していきます。
変化をもたらすためには、自分たちだけのアクションではなく、多くの人が参加するアクションにしていくことが必要です。

JOCの歴史

1912年

JOCの創立者となるジョセフ・カルデン神父は、ベルギー・ブリュッセルにある「ラーケン教会」の叙任司祭となります。このラーケン教会で、カルデンは貧しいお針子の女性たちの青年グループを、若者の労働状況について調査する研究会へと発展させます。これがカルデンが組織した最初のグループです。第一次世界大戦後には、お針子のグループ以外の青年たちも、自分たちの労働者グループを持ちたいと希望し、広がっていきました。

JOC創立者・カルデン神父

1924年

教会への奉仕のためでなく、自分たちの生活と仕事の改善のために動く、自立した青年たちのグループは、教会から受け入れられませんでした。
このグループは既存のグループではなく、新しく「JOC(ジョック)」と名乗るようになりました。その意味は、

JOC = Jeunesse Ouvriére Chrétienne (クリスチャンの働く若者)

キリスト教の信仰に基づき、働く若者の尊厳を実現するグループということを示しています。

1925年

ベルギーのカトリック教会は、労働者のための運動であるJOCを「教会内へ階級闘争を持ち込もうとしている」とみなし、反対しました。そこでカルデンは、ローマ教皇に謁見し、直談判することを決意しました。
1時間に及ぶ非公式の謁見の後に、当時の教皇ピオ11世は、「あなたの運動を祝福するばかりでなく、それを望み、一番大切にしたい運動である」と答えました。教皇と枢機卿の正式の認可を得て、ベルギーJOCは1925年4月18日に、公式に誕生したのです。

【もっと詳しく⇨カルデン神父について

国際JOCの歩み

その後、JOCはベルギー国外にも広がっていきますが、第二次世界大戦によって再び困難の時期を迎えます。
しかし、1945年にはフランス、イギリス、ベルギーによる臨時国際組織が設立されました。
1957年には第一回国際評議会が行われ、この頃にはすでに、アメリカ大陸や、アジア、アフリカなどにもJOC運動は広がっていました。

【JOC国際書記局(JOCI-IYCW)ホームページ】

【もっと詳しく⇨国際JOCの歴史(準備中)】

日本JOCの歩み

日本JOCは、1949年にフランス人宣教師ムルグ神父によって創立されました。最初のグループは、北九州の小倉教会でスタートしました。
1951年には全国運動へと発展し、1953年には初の全国大会を開催しました。

日本JOC創立者・ムルグ神父

1958年と1967年には、国際JOC創立者であるカルデン神父も来日しています。

1958年来日
1967年来日

その後、日本各地にたくさんのグループを持つ大きな運動となっていきますが、1990年代〜2000年代にかけ、若者の労働運動への拒否感や、孤立する若者たちといった社会変化を背景に、運動は小さくなり、2004年には全国運動を担う青年が不在となります。

しかし、協力者の司祭や卒業生たちの地道な努力によって、新たな若者たちによる全国運動が2011年から再出発し、現在まで続いています。

【もっと詳しく⇨日本JOCの歴史(準備中)】

***

日本JOC・各地域の所在地、連絡先

札幌JOC

〒003-0021 北海道札幌市白石区栄通2丁目11−13カトリック札幌働く人の家
E-mail sapporojoc@ycw.jp

東京JOC

〒135-0034 東京都江東区永代1−7−4カトリック東京働く人の家
TEL 03-3641-6712  FAX 03-3641-6780
E-mail tokyojoc@ycw.jp

京都JOC

〒601-8451 京都市南区唐橋川久保町10 カトリック九条教会内
カトリック京都働く人の家
E-mail takino@kyoto.catholic.jp(瀧野神父まで)

大阪JOC

〒590-0957 大阪府堺市堺区中之町西1−1−23大阪YCWセンター
TEL/FAX 072-232-8063
E-mail osakaycw@gmail.com

高砂JOC

〒676-0013 兵庫県高砂市荒井町蓮池2-12-8カトリック高砂働く人の家
TEL/FAX 079-442-2500(赤窄神父まで)

広島JOC

〒733-0031 広島市西区観音町15−31カトリック観音町教会
E-mail hiroshima@ycw.jp